集患したいクリニックVS集患したくないクリニック?!
集患したくないクリニックがあるみたいな話を聞いたんですけど…
クリニック経営において重要な集患についてお話します
その先生に共通しているのはご自身で毎日現場に立ってる先生だということです。
彼らは、毎日毎日現場に立って患者さんを1日に100人以上診続けてもうへとへとです。そうなると集患はもうこれ以上必要ない…となってしまっているようです。
簡単に代診を立てられない
代診とか他の先生を立てられて、自分が現場を休む日を作ればいいのでは?
そこにもジレンマが発生します
実際に代診を立てて他の先生が診察する日を作ると、その日は外来の数がどんどん減っていって、自分の外来の日だけ患者さんがどんどん増えていくというジレンマに陥ってくる場合が多いです。そうすると他の先生の日に患者さんがくるような集患が必要になってきます。
また、ご自身が外来に立たれることにプロ意識を感じていらっしゃる先生たちは、そもそも他の先生に診察をお願いするということに前向きになりにくいかもしれません。当然、毎日毎日ご自身で外来をされるってすごいことなので、精神力とか気力は尊敬します。
さらに一人でも多く診ていきたい場合に工夫できること
要するに、患者さんと向き合ってやることが好きで、生き甲斐でやっているからこそ、一人のマンパワーとして限界に達して、もう集患したくないというふうに感じているんですね…
そういう先生方はこちら参考になさってください
・待ち時間を少なく患者さんに診察室に入っていただく
・診察が完了したらスムーズに帰っていただく
・自分がやらなくてもいい仕事を他の方に手放す
今できる改善点を洗い出し、工夫することで、分院展開をする先生もいますし、人員を大きくする先生もいらっしゃるし、代診をたてて自分は少し臨床から離れる先生もいらっしゃいます。
大体の先生が最初はご自身で開業されて、フルに働かれて、1年ぐらいすると患者さんがだんだん
増えてくるので、それに合わせて徐々に自分が外来を担当する時間を減らしていくという先生が圧倒的に多いです。
ステージごとの悩みは尽きません
そうすると次の悩みが出るんです。
・その先生たちにどう気持ちよく働いてもらったら辞めないでいてくれるのか
・その先生たちに自分と同じようなモチベーションで患者さんと向き合ってもらうためにはどうしたらいいか
・いい先生を確保するにはどうしたらいいのか
ステージによって悩みは尽きないなと、いつも思っています。
開業医エキスパート交流会の勉強会では、同じようなお悩みをお持ちであったり、様々なステージにいらっしゃるのドクターたちのノウハウやマインドに触れることができます。自分と同じ問題に取り組んだ先生の声を聞いて学んでいって、変わっていく先生もいらっしゃいます。
このブログや動画を通して語りたいことがまだまだあります。また次回よろしくお願いします。