
最近外国人の患者さんが増えていますね。先生は英語で対応されているんですか?

……はい、実は私、英語が全く話せないんです!
こんにちは。皮膚科クリニックを3院運営している玉城有紀です。
今日は、多くの開業医の先生が直面している「外国人患者さんへの対応」についてお話しします。
東京の20代、10人に1人は外国人
最近の統計では、東京の20代の10人に1人が外国人だと言われています。 私のクリニックがある二子玉川には楽天本社もあり、街でも外国人をよく見かけます。

そんな悩みを持つ先生も多いのではないでしょうか。実は、私もその一人です。

今回は、英語が話せない私でも、どのようにして外国人患者さんに満足いただき、集患につなげているのか、具体的な3つの対策をシェアします。
1. 翻訳ツールを徹底活用する
まず、診察室でのコミュニケーションです。私は長らく「Pocketalk(ポケトーク)」を愛用していました。 アラビア語などの珍しい言語でも瞬時に翻訳してくれるので、非常に心強い存在です。
最近ではGoogle翻訳の精度も驚くほど上がっていますよね。
患者さん自身が翻訳画面を見せてくださることも多いので、無理に英語で話そうとせず、ひたすら画面を見せ合いながら意思疎通を図っています。

2. 製薬会社の多言語パンフレットを活用
当院はニキビの患者さんが非常に多いのですが、薬の塗り方を英語で一から説明するのは大変です。
そこで活用しているのが、製薬会社が提供している英語や中国語のパンフレットです。
加えて、自作した「塗り方の説明(英語版)」などをこれらのパンフレットに挟んで、「Please read this(これを読んでください)」とお渡ししています。

3. ホームページ(HP)の多言語対応で「選ばれる」クリニックへ
これが最も「集患」に直結した取り組みですが、最近ホームページの制作会社を変更し、多言語対応を導入しました。
他の先生の取り組みを参考に、サイト上のボタン一つで簡単に言語が切り替わる設定にしたのです。
外国人患者さんは受診前に必ず「このクリニックは自分が行っても大丈夫か?」をチェックします。英語のページがあるだけで、その安心感は格段に高まり、結果として多くの外国人患者さんに選んでいただけるようになりました。
「いつか」ではなく「今できるツール」を
対談したボイストレーナーの山田光剛先生(みっつ先生)のように、留学経験があってペラペラな方は本当に羨ましいです!

私も「いつか時間ができたら、がっつり英語を学んで新しい世界を見たい」という気持ちはあります。でも、今は経営と診療でスケジュールが手一杯です。 今の年齢から労力をかけて英語を習得するよりも、便利なツールやホームページの機能を活用する方が、経営判断としては合理的だと考えています。
英語が話せなくても、ツールと仕組みさえあれば、外国人患者さんへの対応は怖くありません。
●溝の口駅前皮膚科:https://ekimae-hifuka.net/
●二子玉川ファミリー皮ふ科:https://nikotama-hifuka.tokyo/
●自由が丘ファミリー皮ふ科:https://jiyugaoka-family-hifuka.com/

