
スタッフさんが突然退職することってありますか?

これは経営者を一番困らせる悩みです。私がしている工夫についてお伝えしますね!
こんにちは、皮膚科医の玉城有紀です。 この「玉城有紀の部屋」では、私が3院のクリニックを経営する中で実際にぶつかった壁や、そこから得た「生きた経営ノウハウ」をシェアしています。
さて、今日は開業医の先生なら誰もが一度は頭を抱えるであろう、「スタッフさんに関すること」についてお話ししようと思います。
スタッフの「急な退職」はクリニックの致命傷
スタッフさんの都合で突然「辞めます」と言われること、ありますよね。
ご家庭の事情など、ご本人のやむを得ない理由があるのはもちろん理解しています。ですが、経営側・現場側からすると、急に穴が空くのは本当にきついのが現実です。
その間、残された限られた人数のスタッフで業務を回さなければならず、一人ひとりの勤務回数が増えて疲弊してしまいます。これが原因で、さらに別のスタッフが辞めてしまう…という悪循環だけは絶対に避けたいですよね。

なるべくスタッフが充足した状態を保つためには、どうすればいいのでしょうか?
解決策は「3ヶ月前申告で1万円」の退職祝い!?
いくら雇用契約書に「退職は2ヶ月前までに申し出ること」と書いてあっても、明日辞めると言われたら引き留めようがありません。


これを始めてから、見事に3ヶ月前に言ってくださる方が増えました!
3ヶ月の猶予があれば、私たちも余裕を持って次のスタッフを探すことができます。「3ヶ月前に言ってくれてありがとう」と、お互いに感謝しながら円満に退職の手続きを進められるようになりました。

⚠️ ここで一つ注意点!「言った・言わない」を防ぐために
この制度を導入する際、一つ気をつけてほしいことがあります。 それは、「必ず履歴(テキスト)に残してもらうこと」です。

「3ヶ月前に言ったのに、1万円もらえなかった」と後で揉めるとお互いに嫌な気持ちになってしまうので、退職の申し出は必ずChatwork(チャットワーク)やLINEなどのメッセージツールで、文字として残してもらうことをルール化しています。
教える側の「喪失感」を減らす、研修の動画化
スタッフの管理でもう一つ大変なのが、「教育の労力」です。

皮膚科未経験の方に、軟膏の種類やステロイドのランク、処置の仕方などを一から教えるのは本当に骨が折れます。 せっかくつきっきりで教えて、「ようやく独り立ちした!」と思った矢先にその方が辞めてしまうと、教えた側の喪失感は計り知れません。

そこで最近、私は「新人教育を全部動画にする」という取り組みを始めました。

この方法だと、教える側のストレスが格段に減り、とても効率的です。
作るのは大変。でも「1回作れば終わり」
「動画を作るのは大変じゃないですか?」とよく聞かれます。 はい、正直大変です(笑)。
実は急遽作り始めたのですが、必要な知識を網羅しようと思うと、おそらく全部で40本くらいは作らないといけません。1日1本ペースで、1ヶ月くらいかけて頑張って作ろうと思っています。

でも、1回作ってしまえば、あとはずっと使えるんですよね。

スタッフが辞めないような環境作りはもちろん大切ですが、「万が一辞めてしまっても、スムーズに次の人材を育成できる体制」を作っておくことが、経営を安定させる秘訣だと感じています。
【お知らせ:4冊目の本が出ます!】
あと2ヶ月ほどで、私の4冊目の著書が出版されます! 今回は1冊目の「経営本」に戻り、今日お話ししたような私が実践しているノウハウをたっぷり盛り込んでいますので、楽しみにしていてくださいね。
【「玉城有紀の部屋」のご案内】
「玉城有紀の部屋」では、月に1度、日曜日に渋谷で勉強会(開業医エキスパート交流会)を開催しています。 ライバルではなく「仲間」として、お互いに切磋琢磨し、情報を共有しあう素晴らしい会です。 開業に関するリアルな声を聞きたい先生は、ぜひ公式LINEにご登録の上、遊びに来てください!
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