
税理士と社労士ってどうやって選ぶものなのですか?

今日は「どんな税理士さん、社労士さんがいいのか?」につおてお話します
社労士と税理士の違い
そもそも社労士さんと税理士さんって別の仕事なのか? という疑問を持たれる方もいるかもしれません。実は、一緒になっている事務所も結構あります。
私も最初はそうでした。開業してから何年間かは、税理士と社労士の業務をセットで請け負ってくれる事務所にお願いしていたんです。そのほうが楽かなと思っていましたし、分けるのが怖かったんです。でも、実際に分業してみると、案外スムーズにいくものだと感じました!
大手事務所のメリット・デメリット
最初に契約したのは、大手の税理士・社労士事務所でした。そこには3〜4年ほどお世話になったのですが、デメリットもありました。

毎年それを繰り返すうちにストレスが溜まり、このまま続けるのは無理だなと思い、新しい事務所を探し始めたんです。
次にお願いした税理士事務所は、最初の事務所より小規模でした。大手のように担当者が毎年変わることはなくなったのですが、今度は「私の求める業務スタイルと合わない」という問題が出てきました。結果、1〜2年でまた新しい税理士さんを探すことに。
現在は4社目の税理士・社労士さんにお願いしていますが、ようやく落ち着いています。
税理士・社労士の業務を整理する
意外だったのは、社労士と税理士がセットになっている事務所が少ないこと。私はそれが当たり前だと思っていたので驚きました。
また、そもそも「どの業務が社労士で、どの業務が税理士なのか」をちゃんと把握していなかったことに気づきました。そこで、まず業務を明確に整理し、それぞれの専門家にお願いする形にしました。
探し方と費用感
税理士を探す際、開業セミナーの先生方からの紹介や、Zoom面談を活用しました。
重要なのは、
- どんな業務をお願いしたいのか?
- それをやってもらうのにいくらかかるのか?
を明確にすること。
例えば、私の場合、
- 領収書の整理もお願いできるのか?
- クリニックのスタッフの給与計算に対応できるか?
といった細かい点を重視しました。

料金の目安
「税理士・社労士の費用ってどれくらい?」とよく聞かれますが、私の経験から言うと、
- 税理士:月3万円
- 社労士:月2万円
合わせて5万円くらいが目安かなと思います。
もちろん、スタッフの人数が増えれば費用も上がります。でも、新規開業の方なら、このくらいを基準に考えて探すといいかもしれません。
法人の決算費用についても、多くの税理士事務所では30万円くらいが相場です。個人の決算については2〜3万円くらいが目安です。
コミュニケーションの重要性
以前お願いしていた税理士さんの中には、
- 電話しても出ない
- LINEやメールの返信が遅い
といった方もいました。それがストレスになり、結局お断りすることに。
現在の税理士・社労士さんは、LINEでのやり取りが可能で、レスポンスも早い。これがすごく助かっています。

まとめ
税理士・社労士選びは時間がかかるものですし、すぐに良い人に出会えるとは限りません。でも、
- 業務内容を明確にする
- 適正な費用感を把握する
- コミュニケーションの取りやすさを重視する
この3つを意識すれば、自分に合った先生を見つけやすくなると思います。
これから開業する方の参考になれば嬉しいです!
動画でも解説していますのでぜひご覧ください。